西表島の観光について
西表島の観光について
西表島のほとんどが亜熱帯の原生林に覆われています。
このため、内陸部の観光スポットへは、カヤックなどを利用します。
カヤックと、トレッキングなどを組み合わせたツアーなども開催されています。
内地の観光地のようにお金いっぱい使って遊ぶような場所ではありませんが、ビーチでラジカセや、
サーフボードを持っていったり、騒いだりするような場所ではありません。
西表島は大きな島なので、島内観光のためには機動力が必要になります。
お金はかかりますが交通手段としては、レンタカー、路線バス、タクシー、レンタバイク、レンタサイクル
などがあります。
西表島の観光で地で特に人気がある観光スポットを紹介しようと思います。
マリユドゥの滝、浦内川上流にある日本の滝百選に選ばれている滝になります。滝は二段になっています。
イダの浜、イダの浜は船浮にある美しいビーチです。
船浮へは、陸路が無いので白浜港から定期船に乗って約10分、さらに船浮港から徒歩約10分でイダのハマになります。
海水浴にオススメします。
西表野生生物保護センターは、大原から、車で約15分、上原から車で約40分のところにある、環境省の施設になります。
鳥や動物、映像なども見ることができます。
マングローブ林の奥に隠れた絶景、1度は眺めてみたいピナイサーラの滝
イリオモテヤマネコで有名な西表島。島の北部にある上原港へ向かう船上から白い筋がくっきりと見えます。
周囲のジャングルの緑に映え、まさに南国情緒たっぷりの姿を見せるのが、ピナイサーラの滝です。落差55メートル。
沖縄で最大の滝になります。沖縄の方言で「ピナイ」はひげ、「サーラ」はぶら下がったものを表します。
近くで眺めるとおじいさんのひげのように見えるので、こんな名前がついたそうです。
見学するには上原港から車やバスで5分ほどの船浦港へ移動。
そこからカヌーやカヤックで両岸のマングローブ林を見ながらヒナイ川をさかのぼり、
さらに15分ぐらいトレッキングしたら滝つぼです。
滝つぼは豪快な水しぶきが注ぎ、迫力たっぷり。トレッキングで汗だくになっているでしょうが、
暑さを忘れてしばしうっとりさせられること間違いありません。
滝つぼから頂上へ向かうこともできます。
頂上からはエメラルドグリーンの海に浮かぶ鳩間島、バラス島が一望できます。
カヤックとトレッキングを合わせて往復6時間ほど。カヌーやカヤックを使わず、
トレッキングだけで向かう方法もありますが、アップダウンが激しく、ひたすらジャングルの中を進むことになるので、
水上を通る方が一般向けです。
仲間川でマングローブ林を楽しむ
西表島の南東を流れる仲間川には、マングローブ林があります。
このマングローブ林は日本に存在するマングローブ林のうちの25%を占めており、国の天然記念物に指定されています。
これほど広大なマングローブ林は、日本では貴重です。
日本最大のサキシマスオウノキや、西表東部でしか見ることのできないマヤプシキというマングローブといった
貴重な植物も存在します。
仲間川では遊覧船やカヌーに乗り、水上から群生するマングローブ林の景色を楽しむことができます。
遊覧船は揺れがそれほどないので、ゆったりと川の旅を楽しむことができるでしょう。
ガイドによる説明でマングローブについて学ぶことができるガイド付きクルーズに乗ることもできるので、
マングローブについて詳しく知りたい方や、お子さんのいる家族連れにおすすめです。
カヌーは半日か一日かコースを選べるところや、初心者でも気軽に楽しめるところなど、
サービス内容が業者によって様々です。
カヌーを楽しみたい方は、ネットなどで調べて自分に合ったものを探してみてください。
仲間川に広がるマングローブ林の雄大の景色は見ものです。
西表島に赴く際は、ぜひ仲間川に足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
雄大な自然を感じることができるおすすめのスポットです。
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